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賃貸マンション・アパートに住んでいるときは管理会社へ連絡

火災保険の内容を見直そう

賃貸マンションやアパートなどの賃貸物件に住んでいる方は、落ち着いて元栓や止水栓を止めた後、管理会社に連絡をしましょう。どんな状況になっているのかを整理して伝えて下さい。勝手に業者さんを呼んだり自分で修理をすると、トラブルになることがあります。さらに、自分で修理するというのは絶対にやめてください。自力で修理を行って水漏れなど悪化した場合には、感電などの事故が起こる恐れがあります。すぐ乾くだろうと濡れている場所を放っておくのも、カビや結露の発生の原因になりかねません。管理会社への連絡の際には、費用負担は誰になるのか、管理会社で契約している業者さんに任せてもいいのかなど事前に確認しましょう。

管理会社への連絡が終わったら、物件契約時に加入している火災保険の内容を確認してください。項目としては、特約の借家人賠償責任保険と個人賠償責任保険が付いているのかです。
もし自分の過失による水漏れだった場合、貸主所有物の壁や床などの修理には借家人賠償責任保険が適用されて補償されます。下の階など他の部屋に損害を与えてしまった場合には、個人賠償責任保険が適用されて補償されます。漏水の範囲が自分の部屋だけの場合には数万円位で修理できますが、他の住人に漏水が及んでしまった場合には修理費用にプラスされて損害賠償として百万円単位になる可能性もあります。同一物件内であれば、他の人が住んでいる部屋でも同じ火災保険に加入しています。水漏れを起こしてしまっても、被害にあったとしても火災保険に加入していれば安心ですね。管理者側が業者さんの手配をしている間に、火災保険の内容を詳しく確認してみましょう。