水道工事業者の繁忙期を知ろう

相場を知るためにも相見積もりは必要です
水道工事が急ぎではなかったり、応急処置でなんとか対処できているという状況の時には、業者さんが忙しくないタイミングで依頼をすると比較的費用を抑えやすくなります。指定給水装置工事事業者であれば、住宅の工事だけではなく公共工事を請け負っています。それが忙しくなるのは、12~3月までの年度末です。どの自治体も予算を完全に使い切るために、予算が余りそうな場合に限って年度末に公共工事を集中して行います。この繫忙期に水道工事をしても、人手不足により工事自体の納期が遅くなってしまったり、高額な見積もりになる可能性があります。
その逆として、年度末を過ぎてしまえば新年度の予算が決まるまで公共工事はなくなります。急ぎではない水道工事を依頼するのであれば、このタイミングがベストでしょう。4~6月が狙い目とされているので、もしも時期が合えば値引きに関しても交渉してみましょう。
水道工事の不安なところは、現場ごとに状況が違うので相場がはっきりと分からないという点です。パッキンを交換するだけで修理完了になるものや、給水機器をまるごと交換する場合もあります。水漏れ修理といっても修理の内容によって発生する費用は全く違うことになります。初めての水道工事であれば、なおさら提示された費用が高いのか安いのか判断できません。そんな場合には、最低3社の業者さんに見積をしてもらうことで、不当に高い金額の業者さんが混ざっていないかを確認しましょう。少し手間は掛かりますが、ぼったくりを防ぐことができます。

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